たまたま通りかかった女子が、私が猫を殺したと変な噂を学校中に広めたらしい。
別にそんなのは、どうでも良かった。
ニコが事故で死んじゃったのが、辛くて苦しかったんだ。
たかが猫でって、大げさだと思われるかもしれないけど、それでも私にはニコしか居ない。
やっと出来た友達で支えだった。
だから、独りに戻った時は辛くて辛くて。
高校生になった私は、やっと独りで居れるように戻った。
もう、この温かい感情というものを失いたくない。
一生独りで生きるんだって覚悟を決めた。
だって、大切な人こそ簡単にあっけなく離れていくのだから。



