「よーし、これで大丈夫だよ」 「わぁー…ありがとうございますっ!」 運良く成宮のお家は動物病院だった。 自力で立てなくなってた猫も、すっかり元気に復帰した。 先生の手に爪で引っ掻くくらいに。 傷が広がらなかったため、早めの手当が良かったらしい。 「良かった……」 安心したら、一気に心配してた不安な気持ちが全身に解けた。 腰抜けちゃったよ。 「良くないから。」 「…え?」 突然、成宮の声がしたと思えば視界が真っ暗。