「転校生。入ってきていいぞー」 担任の合図と共に転校生が入ってくると、さっきよりも大きく教室はざわめき出す。 ふーん。今回の転校生は女子か。 成宮みたいなチャラ男じゃなくて、ひとまず良かった。 …んん? ちょっと待てよ…。 とうとう私の目が可笑しくなったのか? いやいや…そんなはずは無い。 これでも視力は良い方だし… だけど、どんなに目をゴシゴシ擦ろうが細めたって。 目の前に映る景色は何も変わらない。