* 「間違ってる」 「え、どこ?」 「問3。途中で計算ミスしてるから答えが違ってるよ」 今、わたしと藤くんはわたしの部屋で勉強している。 小学生の時から使ってる勉強机をわたしが使い、その近くに藤くんは簡易の椅子を置いて座っている。 藤くんも勉強出来るように、床に置いてる机でしようって言っても彼は聞く耳を持たない。 わたしの勉強を見る為に来てるんだから、自分はしないと言うのだ。別に、そんなの気にしなくていいのに。 むしろ藤くんの視線がずっとわたしにあるから、ぜひ勉強してもらいたい。