ねえ、悠人。 「好きだよ。」 カッコつけるくせに、助けてくれるくせに、怒るとめちゃくちゃ怖いくせに、どっかで抜けてて… そんな悠人が好きで好きで仕方なくて… 「風音、良かったね。」 「海音…良かったの?」 悠人、まだ倒れたままだし。 カッコ悪い。 「あ、先輩見てください!!」 秋の空は綺麗だった。 涼太と並んで歩いた空は凄く凄く綺麗だった。 冬の空も綺麗だった。 悠人と寒い中食べたアイスも、見えた星も。 濃い青色も、あの時初めて良いって思った。