いつもいつも、私の隣にいてくれた。 知らなかった、気づかなかった。 でも、今はわかってるんだ。 悠人がどれだけ私の傍にいてくれたか。 涼太が、海音が、お互い両思いってわかったとき、涙が出てこなかったのは何で? 海音に走りで負けたとき、泣けなかったのは何で? そんなの、 「悠人がっ、好きっ」 ずっとずっと、悠人が一緒にいてくれたからに決まってるじゃん。 「風音…」 「好きなのっ」 「わかった、わかったから、かざ…」 「好きぃ…」