目の病気じゃないなら......。
「人の顔もちゃんと分かるし、目は普通だと思うんだ。
文字だけ読めない。ひらがなやカタカナはまだマシだけど、漢字が特に苦手で、変な図形みたいに見える」
変な図形?
それって、文章読んだりするのかなり大変なんじゃ......。
だから、教科書読む時、簡単な漢字でも間違えてたりしたのかな。
だけど、変な図形に見えるって言われても......。
「それって、何かの病気.....?」
「そう、......かもしれない」
いったい何が原因なんだろう。
全然分からないから、和也くんの顔色を伺うように聞いてみるけど、そこには、いつもの和也くんの明るい笑顔はやっぱりなくて、こっちの方が苦しくなる。
「親とか、先生とかに相談しないの?
病院......、とかは?
原因が分かるかもしれないし、もしかしたら治るかも」
そう言った瞬間、和也くんはいっそう表情をかたくしたあとに、静かに首を横にふった。
「人の顔もちゃんと分かるし、目は普通だと思うんだ。
文字だけ読めない。ひらがなやカタカナはまだマシだけど、漢字が特に苦手で、変な図形みたいに見える」
変な図形?
それって、文章読んだりするのかなり大変なんじゃ......。
だから、教科書読む時、簡単な漢字でも間違えてたりしたのかな。
だけど、変な図形に見えるって言われても......。
「それって、何かの病気.....?」
「そう、......かもしれない」
いったい何が原因なんだろう。
全然分からないから、和也くんの顔色を伺うように聞いてみるけど、そこには、いつもの和也くんの明るい笑顔はやっぱりなくて、こっちの方が苦しくなる。
「親とか、先生とかに相談しないの?
病院......、とかは?
原因が分かるかもしれないし、もしかしたら治るかも」
そう言った瞬間、和也くんはいっそう表情をかたくしたあとに、静かに首を横にふった。


