みんなみたいに上手に生きられない君へ

「え、と、あの、すごくよかったよ。
ユニフォームもよく似合ってた」

「え~?ユニフォーム見に来てたの?」



おかしそうに笑い声をあげる和也くんに、内心あせる。

試合の感想聞かれて、ユニフォームが似合ってたってどれだけ失礼なひとなの。



「あ、ごめん、試合見てたんだけど、途中からよく分からなくなっちゃって。和也くんがシュートしてたとこは見たよ。いつもの和也くんとは違う一面が見れて嬉しかったし、すごくかっこよかった」

「え?そ、......か」 
 


何か変なこと言ったかな?

ユニフォームの感想だけじゃさすがにあれかなと思って、色々言ってみたら、和也くんは急に黙りこんでしまった。



「あの、和也くん?どうかした?」 

「......月子っておとなしいけど、けっこうストレートだよな。そこまで直球で言われると、なんていうか、......照れる」