まさか杏乃とキッチンに立つ日が来るとはな 会ったばっかの時なんかは嫌われすぎててびっくりだった 俺は、一目惚れってゆーか… まぁ…そんな感じなんだけど。 初めて誰かを好きになって本気でこいつが欲しい って思って。 …俺幸せかも まだ好きなんて言われてないけど、なんかもう幸せすぎる 「なにぼーっとしてるの?」 「あ、ごめんごめん」 止まっていた手を動かすとフフッと杏乃が笑った