数ヵ月前


「亜夢ー!折り入って頼みがある!!」

バカでかい声で私の名前を呼んだのは

野球部 副キャプテン 相澤 愛弥。


「そんなでかい声 出さなくても聞こえるから」


「ごめんごめん。 それより 頼みがあるんだけど!」


「頼みってな…「マネージャーやってくんないか!?」

なに?って言いかけた私の言葉にかぶせるようにして 頼んできた。

「マネージャー⁉わたしが?」

「頼む!」 手を合わせて頼んでくる愛弥。

「無理無理無理!わたし 野球のルールとか知らないし! 大変そうだし!」

必死で愛弥の誘いを断る。だけど

「ほんとに頼む!! 」って頭まで下げてきたから つい、、

「わかった。頑張ってみる」って言っちゃったんだよね~…