「そーいえばさ、実桜と付き合ってるんでしょ?」 「情報はえーな。そーだけど」 視聴覚室で委員会が始まるまでの時間、 隣に座った伊藤がそう切り出した。 「それが、なに?」 「あー、ううん。 やっとくっ付いたなーって七晴と話してたんだ、おめでと」 そういえば、伊藤は相田と名前順が近いから、普通に仲が良かったのを覚えてる。 それで知ってたのか…。