涙―ルイ―





店の外に出ると、まだ日は沈んでなく、赤い光が辺りを照らしていた。


ここで、駅組とは反対方向になる。



「じゃーな!明日遅刻すんなよ!涼太!」


「叶汰がな」


「うるせっ」



叶汰は舌を出して笑うと、背を向けて駆け出していってしまった。


田代もため息を付きながらそれを追うように歩いていき、

斗真も片手をあげると、ゆっくりと歩いていった。