「…………私…、成瀬くんが………好き…です…」 顔をあげて、中川は確かにそう言った。 一瞬、放心状態になって、中川の言葉を脳内で再生した。 花火の打ち上がる音と、中川の涙をためた瞳を見た瞬間、 これは現実だ、と脳が告げた気がした。