涙―ルイ―





10秒ほどたっぷり悩んだ中川は、最終的に、遠慮がちに手を重ねてきた。


手を繋ぐのなんて初めてなわけじゃないのに、

中川の小さい手が熱を帯びていて、俺にも伝染してきそうだった。