「んー……あ、遥か!」 ズキッ 私の事名前で呼んだの、今さっきが初めてなのに…… もう別れたんだし、私がとやかくいう権利はもう無いんだ 「はる、か?」 「えー、ちょまじか。あれ見られてたのかよ」 片手で顔を隠しながら呟いた鳴海 やっぱり、見られちゃいけないと思うような関係だったんだね あぁもうやめてよ 私頑張ったじゃん 別れたじゃん 幸せそうな顔してあの子の話をする鳴海を見なきゃいけないの? どうしてそこまで神様は残酷なの