知らない感情に溺れかけていたんだから。 「まぁーどちらにしろ眠れたみたいで良かったです」 そう言いながら、ベットを離れる八乙女。 少し乱れた髪もなかなかのオシャレ感……。 いやいやいや!違うでしょ!! なに言ってるんだか、わたしは。 一緒に眠ったとか想像しただけで、顔から火が出そう……。 「あ、腕……重くなかった? 負担とかなってない?」 一応、心配してみる。