「肌が出てると寒いでしょ」
神代さんがジャケットを脱いで、肩にかけてくれる。
「あの大丈夫ですよ!? お気遣いなくっ……」
慌てて返そうとすると
「俺も目のやり場に困るから、出来ればそのまま羽織っててもらえると助かるかも」
「そ、そうですよね! 困りますよね~……」
よくよく考えたら。
こんな露出高めのメイド姿を神代さんに、さっきまで見られていたんだと思うと……
だんだん恥ずかしさが込み上げてきて、気まずい雰囲気になる。
「ミルクティー飲める?」
「はいっ。 大好きです!」
自動販売機で神代さんに奢ってもらい、近くのベンチに座る。
ミルクティーを握ってる両手がポカポカと温かい。



