……八乙女? そんな淡い期待に顔をバッと上げる。 けど、その期待もセツナ。 目の前に立っているのは、 八乙女ではなく なぜか神代さんの姿で──。 「傷のひとつでもつけたら俺が許さない」 まるでボディーガードのように、わたしの前に直立していた。 ──でも! ど、どうして……ここに? いつから神代さんが文化祭に来ていたのか、わたしはそっちの方が気になり。 不思議で仕方なかった。