「イヤッ!! 離してっっ」 必死に抵抗するもビクともしない腕。 なんて凄まじい力なの……!? このままじゃわたし連れていかれちゃう! 警備員にも助けを求めようとしたけれど、運悪くここは裏庭。 あまり人が出入りしない場所なのだ。 もう今度こそダメ……。 絶体絶命だわ、わたし。 そう諦めかけたときだった。 掴まれていたはずの腕が、一瞬で振り解かれる。