小悪魔執事と恋ゲーム





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時刻は16:00になって、ようやく休憩タイム。



学園内の外を歩いていると、見覚えのある姿に足を止めた。



アニメがプリントされたTシャツ。
リュック。メガネ。天パな黒髪。



あの人……注文係りの子と交代した人だ。



なんか通りづらいな……。



あの人が行くのを待っていようか、
どうしようかと悩んでいると──



あの人がこちらに気づいて、そのまま向かってくる。



えぇ……?!



動揺のあまり動けずにいたわたしは、完全に逃げ遅れてしまった。