「……えぇ。 入れるわよ!」 どうせ泡で、中もほとんど見えない。 タオルを巻いて入れば、全然大したことないわよ。これくらい。 「……甘い香りさせて、俺を誘ってんの?」 ……可笑しい。 なるべく八乙女から離れるため、距離を空けて入ったはず。 なら、どうして。 真後ろから八乙女の声が? 「きゃ……っ」 うなじに何やら温かいモノが触れ、勢いよく肩が飛び跳ねる。