いやいや、どうしてっ!? 振り解こうと離れてみても、離そうとはしない彼。 強く抱きしめる腕をどかそうとも試してみたけれど、わたしの力では全くびくともしなかった。 このままじゃ、わたし。 体温が上がりすぎて、今にものぼせちゃいそうだ……。 グイッ───。 へ……!? すごい速さで腕を思いっきり引っ張られ、強引に振り解かれた。 そして、八乙女の首元近くに頭を引き寄せられる。