大人しく寂しがっているのかと思えば、付き添いなんて何を考えてるのかしら……。
「ちょっと……それ正気なの?」
「はい。 もちろんです。 逆に何かマズイことでも?」
さっきまでの弱々しい八乙女は、どこいった!?
今じゃ何事もなかったような顔して、すっかり無愛想な執事に戻っている。
いくらなんでも立ち直りが早過ぎない?
……八乙女のハートの強さには尊敬するわ。
お父様の報告にだってまだ頭が追いついていないのに、執事の八乙女が着いてくることになっちゃってるし。
なんで、こうなるかな~……。
もうっ。
みんなでわたしを混乱させないでちょうだい!



