───コンコン こんな夜遅くに、ノックするなんて誰……? 布団から出るの面倒くさいわね。 「穏花お嬢様。 寝ちゃいました?」 ───バッ! 声を聞いて、急いで布団から潜っていた顔を出す。 「おやおや……まだ起きてられたんですね。 寝不足は良くないですよ」 そう柔らかい声で言うと、八乙女は微笑んだ。