小悪魔執事と恋ゲーム





“バレたら面倒臭い”




そんなの知らないしっ。



それならいっそ、バレちゃえばいいのよ!



困ればいいもん……。




「さっきはごめんね? 
 もう二度としないから許して?」


「う…うん……」




もう二度としない。



その言葉に喜んで安心してもいいはずなのに。



何かな……この気持ち。



ちょっぴりショックな気持ちになってしまうんだ……。



もしかしたら、わたし。



八乙女とのキスを望んでいるの?



……違う。あんなキスはしたくない。



2回目のキスは、ちゃんと恋人としてしたい。



そんなわたしの願いが、一生叶うことはないんだろうけど──。