小悪魔執事と恋ゲーム






「ハァ……、」




ベットに倒れ込んで、考えてみる。



でも不思議と八乙女の笑う顔しか浮かばない。



どうしよう……八乙女に夢中になってる。



こんなのズルい。



わたしだって、八乙女を好きにさせたいのに。



何もかも上手くいかないの。



こんなの運命の意地悪よっ。



ふと、窓を見れば。



さっきまでのあざやかなオレンジ色の空が、今ではウソみたいに薄暗く曇っていた。



まるで、この恋を祝福していないみたいに。