仕方なくトラ猫を抱っこしたまま、八乙女の方に近づいていった。 「バ、バカッ!? やめろっ! これ以上、来んな……っ」 へ、? 「なに焦ってんの? ただの猫じゃない」 「近づかないで……! マジ頼むから……っ」 オレンジの街にゆっくりと地面に崩れ込む八乙女が居た。 そんな光景を、わたしはただ唖然として眺めているのだった。