やっぱり八乙女のタイプだけあって、モデルのようにスタイル抜群の綺麗系な美人さんだ。



ちょっと小悪魔っぽそうだけど……




「私はりーくんが好きっ! 
 別れたの今でも後悔してたの……。」


「今更どういうつもり? 都合良すぎんだろっ! 
 こっちの事情も考えろよな……」



初めて、このとき。



八乙女の本当の姿を見たような気がした。



助けにきてくれた時とは、また違う怒り……。



どこか悲しみが混ざるような複雑な表情だった。