…は?
「いやいやいや、あなたここがどこか分かってる?森のど真ん中よ?こんな所に家なんてあるわけないじゃない。嘘つくならもっとましな嘘つきなさいよ」
「なんで俺がそんな嘘つかなきゃいかないんだよ。ちいせぇころからここに住んでるしな」
「小さいころから住んでるって…こんな森の中に!?いや、まずこの森の中に誰かが住んでるなんて聞いたことないし!」
「チッ…信じられねえなら来いよ。特別に俺様の家を見せてやるよ。」
今さり気なく舌打ちしなかった!?
う〜ん、こんな森の中に一人でいるより一緒に行った方が色々いいのか?まぁどうせ行くあてもないし行ってみるか
「ちょっと、待ちなさ…」
青年の方に行こうとした瞬間目の前がグニャりと歪んだ。
自分がどうなったか確かめるよりも前に意識が遠くなりそのまま私は意識を失った

