「な、なに?」

「人がせっかくいい気持ちで寝てたのに…うるさいんだよ!!大声出すなら他のところでやれ!」


そう言い、草陰から出てきたのは17〜18歳の青年だった

キリッとした切れ長の目、スっと通った鼻、薄い唇…なかなかのイケメンと言えるだろう


そう私が考えてる間もその青年は私の方をじっと睨んだままだった


「別にここはあなたの家じゃないんだから叫んだっていいじゃない。寝たいならあなたがどっかいったら?」


「はぁ?俺の家すぐそこだからほぼ一緒だろ?」