手紙 ーだいすきなキミへー

…あの時は本当にがっかりしたな。

実は両想いなのかな、なんて1人でワクワクしていた虚しい私を思い出して苦笑した。

「さあ、もうひと頑張りしましょうかね」

手紙を元の場所に置いて勉強を再開した。



だけど、もしかすると学校に手紙の送り主がいたりするかも。


そんなことをふと考えてしまった。