こうして私の高校生活1日目は無事に過ぎていった。
幼稚園の時に一緒だった子たち以外の子もいい子たちばかりだし、楽しい生活がこれからも待っているに違いないと確信した。
その日の夜、寮の1人部屋で勉強をしていた。
明日は高校で初めての実力テストだからそれに向けての勉強になる。このテストの結果でクラス分けされる授業もあるらしいので手が抜けない。
2時間ほど数学や英語の勉強をして一息を入れようとした時、ふと机に置いていた幼稚園の時の手紙が目にかかった。
その中から例の送り主不明のものを手に取る。
「本当に誰からだったんだろうなあ」
必死に探したけれど見つからなかったということは、実はあまり話したこともなかった人だったんだろうか…。だけど…。
「…昴、だったらなあ」
幼なじみの昴は、実は私の初恋だったりもする。
手紙の送り主探しでは昴だったらいいのになんて思いながら、恥ずかしくて先に色々な人に聞いて回ったのだけど、みんなが違うと答えた。
だんだんと昴なのかもって期待が膨らんだ。
だけど最後にドキドキしながら昴に聞くと…『違う』と即答だった。
幼稚園の時に一緒だった子たち以外の子もいい子たちばかりだし、楽しい生活がこれからも待っているに違いないと確信した。
その日の夜、寮の1人部屋で勉強をしていた。
明日は高校で初めての実力テストだからそれに向けての勉強になる。このテストの結果でクラス分けされる授業もあるらしいので手が抜けない。
2時間ほど数学や英語の勉強をして一息を入れようとした時、ふと机に置いていた幼稚園の時の手紙が目にかかった。
その中から例の送り主不明のものを手に取る。
「本当に誰からだったんだろうなあ」
必死に探したけれど見つからなかったということは、実はあまり話したこともなかった人だったんだろうか…。だけど…。
「…昴、だったらなあ」
幼なじみの昴は、実は私の初恋だったりもする。
手紙の送り主探しでは昴だったらいいのになんて思いながら、恥ずかしくて先に色々な人に聞いて回ったのだけど、みんなが違うと答えた。
だんだんと昴なのかもって期待が膨らんだ。
だけど最後にドキドキしながら昴に聞くと…『違う』と即答だった。


