お弁当を食べあげたあと、千波とお菓子を頬張った。
「おいしいでしょ、それ。今季限定だよ」
「うん、おいしい!」
友達っていいな。今の私の悩みを打ち明けることは昴の事情も話さないといけなくなることだからできないけど、こうしているだけで気分がすっきりする。
「そうそう、この前あんまりできなかった文香がもらった手紙なんだけどさー」
「ん?」
「私、思い出したことあって!実は文香のポストに手紙入れてる奴見てたわ」
「えぇっ!?」
衝撃のあまり、口に運ぼうとしていたチョコを落としてしまった。
「たぶんそれがあの手紙だと思うんだけどさ、私もなんでだか忘れてたみたい」
「だ、誰なの…?」
「えっとね~」
ドキドキしながら千波の言葉の先を待っていると…。
「おい、まだそんな話してたのか?」
「あ、昴~。いいじゃん、幼稚園の頃の思い出話だよ?」
ちょうどのタイミングで昴が割って入って来た。
「おいしいでしょ、それ。今季限定だよ」
「うん、おいしい!」
友達っていいな。今の私の悩みを打ち明けることは昴の事情も話さないといけなくなることだからできないけど、こうしているだけで気分がすっきりする。
「そうそう、この前あんまりできなかった文香がもらった手紙なんだけどさー」
「ん?」
「私、思い出したことあって!実は文香のポストに手紙入れてる奴見てたわ」
「えぇっ!?」
衝撃のあまり、口に運ぼうとしていたチョコを落としてしまった。
「たぶんそれがあの手紙だと思うんだけどさ、私もなんでだか忘れてたみたい」
「だ、誰なの…?」
「えっとね~」
ドキドキしながら千波の言葉の先を待っていると…。
「おい、まだそんな話してたのか?」
「あ、昴~。いいじゃん、幼稚園の頃の思い出話だよ?」
ちょうどのタイミングで昴が割って入って来た。


