だって、お母さんは以前過労で倒れてから、次は気を付けるって言った。
それからのお母さんは、家でも明るくて。
いつも明るいけど、今はヘトヘトになるまで無理はしてないだろうと思ってた......。
仕事も体調も順調だって......。
今朝だって、笑って私を送り出してくれたし。
倒れるくらい体調が悪かったなんて......思わなくて......。
「先生、何かあったんですか?」
心配で戻ってきてくれた立花くんが先生に聞く。
その瞬間、私の中で何かが崩れた。
突然感情が戻ってきて、私の目から涙がポロポロ流れる。
「ど、どうしよう......」
怖い。
怖い、怖い、怖い......。
お母さん、死んだらどうしよう......。
このまま、お母さんに会えなかったらどうしよう......。
このまま......お母さん、が、いなくなったら......。
「おい、白石。どうした......」
「助けて!!」


