「ねぇ、メイドさん。あの子は?」 「あぁ、あの子はうちの店No.1人気のののかちゃんですよ。ご主人様もののかちゃん、気に入っちゃいました?」 「フフッ。まーね。ののかちゃん......ね」 会話は聞こえないが、他のメイドと何やら話している佐伯が視界に入る。 よーし。 その調子でメイド喫茶を楽しめ。 そして私という幻をさっさと忘れろ。 で、帰れ。