「えー?何か違う気がするー」 「いえ、アナタにはお坊ちゃまがピッタリですよ」 絶対ご主人様何て呼びたくない。 あれから毎日のように来てはコーヒー1杯で何時間も居座る佐伯に何度も呼び止められてはこんな感じの会話を繰り返す。 ......くっそ、私で遊びやがって。 お陰で佐伯はうちの店の常連兼メイドたちのアイドル状態だ。