「それはやめなさい」 「何で?これ会長じゃないんでしょ?だったら関係ないじゃん?」 「確かに私じゃないけど、そんなものみんなに教えたらアナタがメイド喫茶に行ったこと他のみんなにバレてオタク扱いされるわよ」 この窮地にして名案。 何故この脅し文句が出なかったのだろう。 金持ちはプライドが高い。 オタク扱いなんて耐えられんだろう。 先ほどの焦りの表情はみるみる消えていき、いつもの最強無敵の生徒会長様の表情に戻っていく。