「じゃあ、早速……「ののかちゃん!!」 佐伯の話を折るようにお店から誰かがこちらに声をかける。 この声は…… 「もう時間でしょ!!ののかちゃん!!今日は忙しいから早く来てぇー!!」 そこにいたのはいつも以上に余裕のないゆきさんだった。 「はい!!今行きます!!」 ゆきさんにあんな風に呼ばれた為急いでお店に入ろうとする。 が。 グッ 佐伯に腕を掴まれていた為、その場から動くことが出来なかった。