あと、こんなんでへこたれないし。



そして、トイレに向かう。



今日は何かがいつもと違う。



「ねぇ。さっさと青藍の姫から降りてくんない?姫は1人でいいの。わかる?あと、葵とも別れて。」



なんだ。そんなことか。



「いやだ。」



短くそう言うと皐月ちゃんは鼻で笑う。



「ふん。あんたなんかあと5日もあれば、青藍の眼中にもうつらないようにしてやるんだわ。 早く抜けないと、どうなっても知らないよ?」