「な、何言ってるんですか!心和が皐月を虐めて傷つけたんですよね?」



必死で否定を求める瞬。



「ぜーんぶ私の自作自演。黒龍の姫なの私。青藍を潰すためにスパイとして入り込んだ。」



「な、なんだとっ?!」



「今日で青藍はおしまいよ。」



その言葉を合図に黒龍が攻めてきた。



心和を傷つけてしまった俺達。

そこまで強くない相手に押されてしまっている。


お互い幹部しか残っていない。


この後組が駆けつけることを知った俺達は
どうすることもできなかった。