その言葉は、今の俺以外が聞いても何も思わないだろう。



だけど、その優しくもあり、強みがあるその言葉に俺の女に対する壁みたいなものが
一気に壊れた。



そこで、知らずに涙が目から溢れてた。



こいつなら本当の俺を見てくれる。

こいつなら裏切らない。



そんな確信しか無かった。