「ベル、俺と買い物に行こう?
成人祝いと再会祝いに、何か買ってあげる。
それにあと細かな雑貨も買いたいかな。
良いだろ、ジェミロ」

「じゃ、俺は仕事探しに行くか。
あ、ジェミロ、何か手伝えることや欲しい物があるなら言ってくれ」

「おねぇ? わたし、なにかできることある?」

三者三様に、ジェミロに合図をよこす。
それらを笑顔で受けながら、ジェミロは首を横に振った。

「ああ、大丈夫だから。
パーティの準備くらい一人でできるさ。
今日くらいみんな、自由にのびのび出かけてこい。
明日からは忙しいからな?

ああでも、夕方には戻ってこいよ?
全員昨夜はあんまり寝れていないから、早目にパーティ始めて早目に寝よう」