「…」





昨日と同じ、もしかすると昨日よりも気まずい空気。


…一体どうしちゃったの?



それでも残酷に時は経って、もう明日が文化祭。


本当はあかりと一緒に回りたかったけど、こんな雰囲気じゃ無理…だよね。



明日どうしようかな…


もう一度、明日着る衣装を確認しておこう。


部活が終わって、シンとした廊下を1人歩く。





「…ん?」





誰もいないはずの教室に電気がついていた。





「…まだ誰か残ってるのかな」





そっとドアを開けた。


そこにいたのは…





「…あかり!?」