その男は大輔さんの顔を見るなり怯え始めた 「貴様か、拓永タクト」 大輔さんと陽輔さんから半端ない殺気が溢れ出ている 「お、俺は佐藤華音の母親から頼まれたっ! 見張れってな!」 華音の母親? 『何故だ』 「言うわけないだろ!」 『ほぅ』 「母親?あの女が?」 『華音!? 大丈夫か!?』 目を覚ました華音が殺気を出しながら男に近づいた