「スゲェ事になってんな…」


力哉くんが呆れ顔で呟いた


「面倒だねぇ」

「帰るか?」

「ダメよ」

「華音、こっち来い」


私は惶の元へ走った


私を見てキャーキャー言った子達が雷龍の登場で更に増えた

「めんど…
力哉なんとかしてよ…」


朱里は眉間にシワを寄せながら

ブツブツ言った

「無理」

力哉くん即答しなくても…



「華音

今日の放課後買い出し行こうぜ」

やったあ!

『うんっ!』

ふふ楽しみだぁ