「両親?」 「座って話しません? クッキー焼いたのでよかったらどうぞ」 ママがパパをテーブルに案内した 『パパ…聞いて 私ね、お母さんに捨てられたの お母さんの彼氏から暴力されて、怪我もした。 お母さんは私を施設に置いて何処かへ行ったわ 私は人を信用出来なくなった だからもう6年は会ってないの 会いたいって言われても会うつもりはないけどね。 それで、夜の街をウロウロしてる時に私を拾ってくれたのが藤堂大輔さん 私は彼の養女なの…』 一気に話した パパは泣いていた