家どんだけ広いのよ…

「よく来たね」

わっ

次に現れたのは

恐らくお父さん

リビングのソファに座っていた

朱里もいた

「華音!いらっしゃい!」


『広い…』


私の口から出たのはそれだけだった

『あ、あのこれお菓子です
つまらないものですが…』

「あらっ
ありがとう

惶、お部屋に案内したら?」

「あぁ」