「華音?」 『ようちゃん… その写真…』 私はやっと声を絞り出した 「あぁ 郁弥さん… 病気で亡くなった 俺らの先輩だ」 写っていたのは 亡くなった私の兄 佐藤 郁弥 笑顔で特攻服にサラシ姿で写っている 私の大好きなお兄ちゃん お母さんがおかしくなったのはお兄ちゃん が死んでしまったから 元から少し私には冷たかったお母さん お兄ちゃんが亡くなってから お母さんは私を家に縛り付けた