狭い空間に2人きり 惶が静かに話し始めた 「俺は施設で育った… 親は酒ばっか飲んで、俺の事は放ったらかしだった。 両親は離婚して俺は父親に育てられた 俺は学校に行かなかった それを役所が見つけて俺を施設に入れた。 親は抵抗しなかった 酒の事しか頭にねぇからな なるべく明るく過ごした でも俺は荒れた 毎日喧嘩して 怪我して帰ってきて そんな時だった 雷龍が俺の前に現れた」 雷龍…か 私と同じ…なんだ…