寝室のドアを閉めたと同時に崩れ落ちた。

まさかこんなに早く、最愛の妻を亡くすことになるなんて誰が想像しただろう?

僕は無力だ。
全て放棄して後を追おうか。


けれど彼女は、ユキは、僕に幸せになれと言った。
僕に、なれるだろうか。

彼女がいない生活は地獄でしかない。

全て明日、彼女に相談しよう。


僕はどうしたらいい?